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掲示板→この料理の感想等
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私が毎日食している低蛋白米は、味が淡白なのと、普通米には無い独特のにおいがしますので、それらがどうしても気になりました。 私は、肉を減らしても美味しいお米を食べたい人間で、美味しいお新香と味噌汁が食の原点なのです。
低蛋白米の炊き方
低蛋白米にコクを持たせる
低蛋白米で海苔巻
甘酢
冷凍とろろ
タクアン風冷凍大根
海苔の佃煮風
美味しく炊くコツは、
・高出力電気釜で早炊きにする。
・ガスやIHヒーターに乗せ炊く場合は、
◎短時間で炊く
◎水の量を標準より少なめにする
◎蓋を取らず10分以上蒸らし、食べるときに電子レンジで温める
これらの方法が私の好みに一番合っています。
・ご飯を保存する場合の注意
炊いた低タンパクご飯は冷めるほど固くなります。
特に冷蔵庫で保存した場合はかなり固くなるので、食べる場合はひと肌の温度以上に温めてください。
かつては電子レンジで温めて食べるレトルトの低蛋白ご飯と、自分で米から炊いた低蛋白米のご飯を比較すると、レトルトの方が美味しかった。
この経験が、炊き方をいろいろ変えてみるきっかけとなりました。
尚、私の食べている低蛋白米の注意書きを読むと、早炊きが良いと書かれていましたが、早炊きを推奨していない米もありましたので注意してください。
私の朝と昼の二食分を炊く場合は、
蛋白1/12の御米320gに対し、水270g前後です。
・IHで炊いていますがその自動炊飯機能は使用せずに、6分間のタイマー機能で炊き上げます。
底の方のご飯はうっすらと焦げる程度が私の好みです。
・我が家の調理器具での火加減は中火(1.1kw)です。
・炊き上がったら10分以上蒸らす。
・食べる前に1食分を電子レンジ(500w)で約1分加熱します。
私の米袋には、米一合(150g)に対し水170gが推奨と書いてありますが、私の調理器具ですと柔らかすぎるので水分を減らしました。
御米のメーカが異なる、蛋白1/20米の場合はカロリーを1/12の米と合わせるために、二食分を米270グラムに減らしますが、水の量と火加減は同じで美味しいく炊けました。
自分の食感にあったご飯ができるまで、いろいろ工夫してみてください。
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◎私の二食分のお米と水に、低塩ダシ割り醤油5gを追加して炊けば、薫り高いご飯が炊けます。
◎米一合に対し、
・米酢 35g
・砂糖 15g
・減塩の塩1.5g
前日の夜に混ぜておき、一晩冷蔵庫で保存すると、翌日にまろやかになるそうです。
炊きたての熱いご飯に、できた甘酢を米を切るように少しずつよく混ぜてから冷ますと、美味しい酢飯ごはんの出来上がりです。
後はいろいろですが、私は海苔巻が大好きで、キムチや、サラダにマヨネーズや粉チーズをまぶしたもの等の野菜をくるみます。
肉類は他の料理から摂取するようにすると、見栄えのある立派な一食です。
海苔巻やおむすびにする場合の注意点は、低蛋白ご飯は冷えると固くなるので、出来るだけふわっと形にしましょう。
貴重なカロリー源である低蛋白米の淡白な味に、アクセントをつけてくれる副菜に漬物類が有ります。でも一般の漬物は塩分が多く、それに変わる副菜が必要です。
私の気に入っている甘酢は重量比で、
米酢 2
砂糖 1
の割合です。
この甘酢に、キュウリ、ニンジン、大根、キャベツ等、薄くスライスしたり刻んだりして、一夜漬けから美味しく食べていますが、甘酢が野菜になじむのは二日目以降です。
甘酢の中に、ワカメ、昆布、柚子、唐辛子…、等の一品を加えるとそれぞれ別の味を楽しめます。
作り方
1.新鮮なナガイモをおろしたら、升目の製氷皿に入れて冷凍する
2.数時間してナガイモが凍ったら直ぐにばらし、密封容器に移し替えて冷凍し水分の蒸発を防ぐ
とろろ芋をご飯や麺類にかけて食べるのは大好きですが、私は一食の量が少ないため、スーパーで買うナガイモは大きく、食べきる前に傷みが出ます。
そこで、冷凍が便利となりますが、大きな入れ物で凍らすとヌルヌル逃げて切れないので、製氷皿で小分けして冷凍しました。
ナガイモが新鮮なほど、冷凍されたナガイモも新鮮さが長持ちするのは当然ですが、古いナガイモは、解凍が後に粘りがなくなり、味はともかく見た目が悪くなります。
小分けされた冷凍とろろを食べる時は前もって冷蔵庫の中で自然解凍しますが、少々待ち時間は長いですが、電子レンジの「全解凍」でも頂けます。
この場合間違って、電子レンジの「温めボタン」を押してしまうと、ただの芋になってしまいます。
私はとろろを練りわさびと、減塩の出しわり醤油少々で頂きます。
大和芋だと粘性が強すぎる上、蛋白も多いなどの理由であまり食べませんが、コクの有る美味しさは捨てがたいですね。
大和芋の場合は、だし汁を少々加えて混ぜるとふんわりして食べやすくなります。
だし汁をわざわざ作るのが面倒な場合は、その場に有るみそ汁やうどんの汁で十分です。
だし汁作りに手間をかけたくないなら、顆粒ダシの元に少量の湯を加えれば簡単ですね。
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古くて、萎び始めた大根がありましたら作るチャンスです。
作り方
1.私は皮が好きなのでそのまま大根を良く洗い、傷んだ切り口は切って捨てる。
2.輪切りにスライスしたそのままでも、更に刻んでもそれは気分次第
3.一食分ずつ分けやすいように、密封容器の中で小分けして冷凍する
4.密封容器を開けて大根の甘い香りがしたら食べごろ
二日ほどでよい香りがしますが、みずみずしいままの新鮮な大根は、冷凍してもあまり香りが出ない等の理由で使用しません。
冷凍庫から出して少量(1〜2g)の低塩ダシわり醤油を大根全体にポタポタかけ、タクアンの食感と風味のある大根おろしの味を楽しんでいます。
大根おろしを冷凍する場合も、とろろと同じように製氷皿で造り密封容器に保存すれば少しずつ、長期間食べられます。
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作り方(一食分)
・低塩ダシ割しょうゆ 2g
・米酢 1g
・砂糖 1g
・海苔 全形の1/4枚(約0.8g)
・唐辛子(粉末) お好み
海苔をはさみで細かく切り、すべてを混ぜれば出来上がりです。
市販の海苔の佃煮と比較し、蛋白と塩分は3割前後しか少なくなりませんが、少量でも味が濃厚なので、ご飯一膳を美味しく食べています。
私の「朝食セット」はこのHPのメニューでご紹介している通り減塩されていない市販の漬物等もよく食べます。
しかし、塩分が多い漬物等で私のたっぷりあるご飯を食べきるには、ちょっと足りない場合があります。
そんな時に重宝しているのは焼海苔で、1/4枚を低塩だし割しょうゆにつけて食べますが、味が淡泊なので市販の漬物の味にまけてしまう事があります。
同じ量のダシ割しょうゆと海苔をベースにパンチ力のある味付けにしてみようと、酢と砂糖と少々の唐辛子の力を借りてみたら、私好みのおかずが一品できました。